サスペンス 木下半太

木下半太シリーズ第七弾『悪夢のクローゼット』の結末はいかに!(ネタバレあり)

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木下半太氏の悪夢シリーズ第七弾「悪夢のクローゼット」は、輝かしい未来を胸に野球一筋で生きてきた高校生が、ふとしたことから殺人事件に巻き込まれるコメディサスペンスです。

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ストーリー

高校生の長尾虎之助は、高校野球界のヒーロー。甲子園で準優勝したチームのエース。夢はもちろんプロ野球選手(それもメジャーリーガー)

ある日、学園のマドンナであるみな美先生の自宅に呼ばれて生活指導を受けることに。良からぬことを期待していると予想通りの展開になってきた。

バスローブを脱ぎ、パンツ一枚になり「さあ!今から!」という時に部屋のチャイムが鳴る。慌ててクローゼットに隠れる虎之助。

みな美先生が玄関に行くと、そこには学校の先生が4人(国語・数学・世界史・そして野球部顧問の火石先生)が部屋になだれ込んできた。

話を聞いていると、どうやらみな美先生はこの4人全員と不倫をしていたことを知ってしまう。そしてその不倫をネタに金を脅し取っていたことまで聞いてしまう。

愕然とする虎之助。しかし話はそこで終わらなかった。なんとみな美先生と2人の教師がもみ合っているうちに、みな美先生の首の骨が決して曲がることのない方向に!みな美先生は殺されてしまった・・・。

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管理人の解釈と評価

得意の閉じ込められシリーズ第3弾ですね。「悪夢のエレベーター」「奈落のエレベーター」に続いて登場です。

今までの悪夢シリーズの登場人物は、全員癖があって個性的な人間ばかりだったので、主人公がまともな高校生というのは初めてではないでしょうか?(見方によってはまともではないかもしれないが・・・)

まず、ストーリーがわかりやすくて良いです。シンプルイズベストって感じですね。登場人物も多くなく、銃撃戦などもないのでとても読みやすく感じる人も多いかもしれません。

悪夢のエレベーターの時のカオルのような猟奇的なキャラは登場しませんが、それでも十分読み応えのある作品です。

個人的には、みな美先生にもうちょっと活躍してほしかったというか、出番を増やしてもらいたかったな~と思いました。

この本から生まれた名言

その瞬間、私は30年ぶりに恋に落ちてしまった。     「武田」

 

管理人の評価
・読みやすい    ★★★★☆
・人生に影響した  ★★☆☆☆
・感動した     ★★☆☆☆
・人に勧めたい   ★★★★☆
・恐怖度      ★☆☆☆☆
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-サスペンス, 木下半太

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